訪問看護サービスでの家族支援

訪問看護サービスでの家族支援

Q.質問
妻が予後数か月程度と診断されていて家で暮らしています。夫の自分と二人暮らしでどちらも70歳代後半です。自分が家事も妻の介護も行っているのですが、心身疲れてへとへと。体力も気力ももつかどうか心配です。妻のところに訪問看護師さんが定期的に来てくれているのですが、介護している自分の血圧測定など訪問看護してもらうことは可能でしょうか。


A.答え
「家族支援」も訪問看護の内容に含まれていますので、家族の悩みごとも訪問看護師に相談してみましょう。

訪問看護サービスの対象は、基本的にはご本人です。利用者本人の在宅療養生活の支援、生きることへの支援などを行うものです。しかし、本人がそのような人生を送るのに家族の関わりは欠かせません。

訪問看護の重要な仕事の一つに「家族の健康維持」「家族介護負担の軽減の支援」などがあります。家族のためだけに訪問看護することはできませんが、利用者本人への訪問看護の際にご家族の悩みごとも相談してみてください。身体的負担の軽減方法・対策と精神面での負担軽減を一緒に考えてくれると思います。

執筆者宮崎 和加子
公開日2021年7月1日
文書番号gw0045

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