新型コロナウイルス感染症とがん治療の入院

新型コロナウイルス感染症とがん治療の入院

Q.質問
がんの治療や検査のために入院することになりました。入院にあたって注意をすることはありますか?

A.答え
入院のときの説明のための書類を確認しましょう。新型コロナウイルス感染症の影響で、事前の準備や入院中の過ごし方などについて別に説明がなされることがあります。

医療機関のウェブサイトに、入院にあたっての留意点が記載されていますので、参考にするとよいでしょう。

特に、新型コロナウイルス感染症の影響で、入院までの準備や検査(新型コロナウイルス感染症関連の検査を含む)、事前の確認事項、入院中の過ごし方、面会方法など、別途説明がなされることがあります。急な入院や予定の変更などで、十分な説明が受けられない場合があるかもしれません。

疑問や不安なことがあったら、医療者や相談窓口に相談しましょう。

特に、以下の項目に該当する症状がある場合には、入院予定日が近い場合であっても、事前に必ず医療機関に連絡してください。
2週間以内に新型コロナウイルス感染症と診断された方やその疑いがある方と接した
発熱、呼吸器症状(咳・のどの痛み・息苦しさ)、強い倦怠感(だるさ)がある
これまでのがんの治療の際にあった症状とは異なる症状が出ている
その他、心配な症状がある

また、現在、面会やお見舞いなどに制限が生じている場合があります。ご家族との連絡手段などについて、病院側の指示も踏まえて備えておきましょう。

入院しているご本人もご家族も不安な中での治療だと思います。気持ちの辛さ、不安は我慢せず、遠慮しないで看護師さんなどに伝えてください。

執筆者渡邊 清高
公開日2021年7月1日
文書番号gw0147

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