訪問看護サービスは、医療保険と介護保険のどちらの対象か

訪問看護サービスは、医療保険と介護保険のどちらの対象か

Q.質問
訪問看護サービスは、保険証は「医療保険証」を利用するのですか。それとも「介護保険証」を利用するのですか。

A.答え
年齢・病名・状態などによって、どちらかの保険の対象となります。

訪問看護サービスは、制度上、かなり難解な仕組みとなっています。年齢・病名・状態などにより医療保険と介護保険のどちらかの保険の対象となるのです。同時期に両方の保険の対象となることはないのですが、同月に日割りで両方の保険の対象となることがあります。

この内容を詳しく理解しようとしてもかなり困難です。それで制度上の詳細を理解するのではなく、大まかに理解し、具体的に訪問看護サービスを利用するときに契約書などの説明で理解した方がいいと思います。

具体的に大まかな内容は次のようです。
介護保険利用者は、訪問看護も「介護保険」
精神疾患の対象者は、「医療保険」
病状が急性増悪した場合などに交付される「特別訪問看護指示書」の14日間は「医療保険」
「がん」で終末期が近い場合は「医療保険」
難病や特定疾患(定められた病名)の場合は「医療保険」

執筆者宮崎 和加子
公開日2021年7月1日
文書番号gw0026

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