看取りではどのタイミングで在宅医に連絡すればいいですか
Q.質問
自宅での看取りの際には、どのタイミングで在宅医や訪問看護師さんに連絡するのがよいでしょうか。夜中に急に様子に変化があったときなどはどうすればよいですか。
A.答え
どのタイミングで連絡するか、前もって在宅支援チームと相談しておきましょう。
目安としては「呼吸が浅くなってきたとき」と言えますが、実際に医師を呼ぶのは、呼吸が途切れ途切れになったとき、下顎(かがく)呼吸と呼ばれる、口をパクパクと動かすような呼吸が現れたとき、あるいは息を引きとったときに連絡するなどの場合があります。
継続して在宅医の診察や訪問看護を受けていれば、夜中に旅立たれた場合でも、ご家族でゆっくりお別れをし、朝になってから連絡するということもあります。 在宅支援チームの看取りの方針を確認し、ご家族の希望も伝えて、連絡するタイミングをある程度決めておくとよいと思います。
もちろん、あらかじめ決めたとしても、不安になったらいつでも在宅医や訪問看護師に相談することができます。
執筆者 | 渡邊 清高 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0141 |
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