介護保険でレンタルした福祉用具の交換
Q.質問
家族の在宅療養がスタートし、しばらく経ちました。介護保険でレンタルした電動ベッドについて、よく検討して借りたつもりでしたが、当初から体の状態が変わってきており、より細かいリクライニング機能がついたものにできないかと考えています。ベッドを交換してもらうことはできますか。
A.答え
介護保険のレンタル福祉用具(ベッド、車いすなど)は、状況に応じて変更が可能です。
ご自宅での療養に際して用意した福祉用具は、最初はよかったものの、ご本人の身体状況の変化などに伴って使い勝手が悪くなってしまうといったことはよくあることです。
介護保険でレンタルした介護用ベッドや車いす、体位交換器、褥瘡(床ずれ)予防用具などは、合わないようなら変更が可能です。それがレンタルの利点でもあります。
トイレ用品や入浴用品など、衛生上レンタルできない福祉用具(購入が必要な福祉用具)については、実物を見たり見本を試したりして、ご自宅やご本人に合うものを探しましょう。
福祉用具は取扱業者によって品ぞろえや対応が異なるため、担当のケアマネジャーに相談しながら、搬入時に家具を動かしてくれるか、修理が必要なときにすぐ来てくれるかなど、気になる点を確認し、柔軟に対応してくれる業者を見つけましょう。
執筆者 | 渡邊 清高 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0110 |
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