退院して在宅療養を始めるときの相談先
Q.質問
予後が短いといわれた一人暮らしで身寄りのない男性(77歳)です。退院といわれたのですが自宅療養するにあたって誰に相談すればいいのでしょうか。
A.答え
まずは、入院中の病院の退院調整や地域連携の担当者に相談しましょう。
多くの病院には、「地域連携室」「退院調整室」「看護相談室」など、退院後の在宅生活支援チームとの橋渡しをする部署があります。その担当者(多くは看護師・医療ソーシャルワーカーなど)が地域のサービスの実情を把握していて、紹介してくれます。具体的に連絡してサービスにつなげます。
特にがんを患った方の場合は、在宅医と訪問看護師が重要な役割を果たすことになりますので、地域の実情をよく把握している担当者に相談しながら退院の準備をした方がいいと思います。
退院して在宅療養生活を送る上では、病状の変化や生活支援の必要状況に応じて、医師・訪問看護師・ケアマネジャーなどが相談役となります。
執筆者 | 宮崎 和加子 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0008 |
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