中心静脈ポートのメンテナンス

中心静脈ポートのメンテナンス

Q.質問
現在内服治療中で中心静脈ポートを使っていません。薬は通院の間隔をあけるなどできると思いますが、中心静脈ポートのメンテナンス(ポートフラッシュ)はどのくらい間があいても大丈夫なのでしょうか?

A.答え
中心静脈ポートの種類や、ポートを留置している場所、使用する予定、施設の方針などによって異なります。

中心静脈ポートは、抗がん剤や輸液を安全で確実に身体の中に注入するために、皮膚の下に点滴の経路を完全に埋め込んで使用する医療機器です。

在宅や通院で使用する場合は、その取り扱い(流水と石けんによる手洗い、速乾性アルコールによる手指消毒、手袋を使用した清潔な操作、皮膚消毒、専用の針の扱い、固定や外し方、物品の廃棄方法、トラブルがあったときの対応方法など)について、説明や実際の操作の練習がなされます。

ご自分で、あるいは周囲の方の協力を得て、ポート周囲の皮膚の様子の変化(かゆみや痛み・腫れ・発熱の有無)を確認しておくとよいでしょう。

しばらく使用する予定がない場合には、定期的にメンテナンス(ポート周囲の診察、X線撮影による位置の確認、閉塞防止のためのフラッシュ(生理食塩水やヘパリン加生理食塩水を注入すること)など)が行われます。

メンテナンスの頻度や方法は、中心静脈ポートの種類や、ポートを留置している場所、使用する予定、施設の方針などによって異なります。

がん治療を行っている病院でなくても、普段から連携をとっておくことで、お近くの医療機関、あるいは在宅でも管理やトラブルがあった場合の対応ができるようになってきています。

不安や希望があれば担当医や医療者、医療機関の相談窓口などに相談しましょう。

執筆者渡邊 清高
公開日2021年7月1日
文書番号gw0153

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