在宅療養時の点滴について
Q.質問
夫が余命1か月程度と宣告されていて、食事がのどを通りません。医師に相談して点滴などを実施してもらった方がいいかと思っているのですが、点滴を訪問看護師さんにお願いできるのでしょうか。
A.答え
訪問看護師が点滴を実施します。
訪問看護師は医療処置の専門家です。自宅での点滴治療が必要だと医師が判断した場合は、医師と連携して点滴を実施します。
点滴の種類はいくつもあります。
その都度、腕などの末梢血管に針を刺して実施する方法、血管に留置針を留置した状態で数日間実施する方法、また中心静脈栄養法というやり方(太い血管から高カロリーの輸液をする方法)で皮膚の下に「ポート」という器材を埋め込み、その都度血管に針を刺さなくても点滴ができる方法などです。
どの方法でも点滴の実施は可能です。
執筆者 | 宮崎 和加子 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0038 |
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