保険診療で重粒子線治療が受けられるがんの種類と費用
Q.質問
重粒子線の治療に興味があります。医療保険で治療してもらえるのはどのような場合でしょうか?(69歳 男性)
A.答え
重粒子線治療は、2022年4月の時点で、公的医療保険で適応となっているのは、具体的には次のがんですが、保険適応になるかどうかは、部位だけでなく、どの程度広がっているか、進行しているかによります。正確な費用は、専門医の判断を聞かないとわかりにくい面があります。以下の太字下線部分が、専門医の判断が必要な部分です。
限局性前立腺がん
手術による根治的な治療が困難な頭頸部腫瘍(眼球腫瘍を含む)
手術による根治的な治療が困難な骨軟部腫瘍
既存の根治的治療が困難な大型の肝細胞がん(長径4cm以上)
切除不能または再発性肝内胆管がん
局所進行性の膵がん
局所の大腸がん(術後再発に限る)
局所進行性の子宮頸部腺がん
執筆者 | 児玉 龍彦 |
公開日 | 2022年11月10日 |
文書番号 | gw0219 |
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