使用済み注射針の破棄方法

注射針など血液などのついたゴミはどう廃棄しますか？

血液や分泌物・排泄物のついたガーゼなどは、ウィルスや細菌などがいる可能性もありますが、在宅医療のゴミは法律上一般廃棄物とされており、自治体に回収してもらいます。自治体ごとに処理の仕方が異なるため、注意が必要です。

血液が付いた使用済みの注射針が誤って刺さってしまう事故により、肝炎ウィルスなどに感染してしまうことも多く、最も注意が必要です。在宅療養ではインスリン注射用のディスポの針、血糖などの血液検査で使用した針の廃棄には特に慎重な対応が必要です。ご本人やご家族だけでなく、清掃作業の方にも危険があります。

インスリン自己注射に使われるペン型注射針を専用の針ケースに回収したものなどは、医療機関や調剤薬局が引き取っています。同じく自治体の指示に従ってください。

注射針は専用のプラスチックの容器が販売されており、使用後は必ずそれに入れて捨てる習慣が大事です。事故を起こさないためにも、医療機関とよく相談し、また必ず自治体ごとに廃棄方法をチェックしてください。支給された医療機関に返却または薬局等の回収ボックスに入れることが基本です。

なお、血液や分泌物、排泄物の付いた廃棄物は、別のビニール袋に入れ廃棄します。扱うときはディスポの手袋をして捨てたり、扱った後は手をよく洗ったりして、介護の人も清潔を保ってください。

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