本人が入浴したくないと言う場合

本人が入浴したくないと言う場合

Q.質問
本人が、「肩まで湯船に浸かると苦しい。だるくて入浴したくない」という場合どうすればいいでしょうか。
A.答え
入浴やシャワー浴は血行促進や皮膚トラブル予防、気分転換にもなりますが、体力も使い消耗する場合もあります。

家族や、支援者の助けを得ながら、一気におこなうより楽な方法で実施する方がいいこともあります。半身浴・手浴・足浴などの部分浴、部分清拭のほか、訪問入浴サービスも利用するのもいいかもしれません。

陰部は蒸れたり、皮膚が柔らかく傷つきやすかったりする部分ですので、1日1回温水洗浄便座などで洗い流し、皮膚トラブルを予防しましょう。洗い流すのが難しい場合は、温かいタオルで清潔にすることや、使い捨てのお尻拭きできれいにした後にタオルを使うのも有効です。優しく拭き取り、清潔を保ちましょう。

執筆者児玉 龍彦
公開日2022年8月18日
文書番号gw0206

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