通勤時の新型コロナウイルス感染リスクが心配
Q.質問
テレワークへは変更できない仕事をしているため、通勤をしています。感染リスクが高くて心配なのですが、仕事をやめるわけにもいきません。どうしたらよいのでしょうか?
A.答え
がんを患っている方では、感染した場合の重症化のリスクが高くなる可能性があることが報告されています。
担当医に加え、相談したい内容に応じて職場の産業医や人事や総務、労務部門の担当者に相談してみましょう。 がんを患っている方だけでなく、家族も相談できます。
通勤に伴うリスクや、就業に伴う感染リスクについては、がんにかかっていない方と同程度と考えられますが、がんを患っている方では、新型コロナウイルス感染症に感染した場合の重症化のリスクが、病状や合併する病気、受けている治療の状況によっては高くなる可能性があることが報告されています。
病状と治療の内容、今後の見通しがわかることによって、仕事への影響や準備や対応が必要なこと、検査や治療により休む必要がある場合の対応、急な体調や予定の変化への対応などについて、十分な準備ができることにつながります。
通院しながらの治療の場合、どのような方法があるのか、移動に伴う感染リスクを減らすためにどのような工夫ができるのかなどについて、お一人お一人の状況によって異なります。
職場の就業規則の、休職や休暇・欠勤に関する項目をよく確認しておきましょう。
執筆者 | 渡邊 清高 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0155 |
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