通院自体が負担だと感じるとき

通院自体が負担だと感じるとき

Q.質問
現在は、手術をしてもらった病院に通院しているのですが、通院と待ち時間が、身体的に負担が大きくなっています。今後どうすればいいのでしょうか。

A.答え
近隣の医療機関(在宅医)を主治医にすることを考えましょう。

遠方の病院への受診のための移動や待ち時間が、体力的に負担が大きい場合は、まず、そのことを現在の主治医に率直に相談してみましょう。 これからの終末期をどこで過ごすかということにも関係します。

一つの方法は、かかりつけ医をお近くの医療機関(診療所やクリニックなど)として、必要な時だけ病院を受診する方法です。かかりつけ医を選ぶときには、訪問診療をする医師を選んだ方がいいでしょう。定期的に自宅を訪問して診療・治療をしてくれます。

病院の医師からその医療機関に「診療情報提供書」を交付することになっていますので、それをもとに病院の医師とかかりつけ医が連携することになっています。

病院の主治医を変更せず、通院の方法を工夫した上で病院の外来通院をつづけて、最期まで病院で過ごすことも一つの方法です。まずは、ご自分の意志をはっきりと確認し、その上で主治医に相談することです。

執筆者宮崎 和加子
公開日2021年7月1日
文書番号gw0046

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