ケアプラン内容を見直す/変更する

要介護認定を受けて最初にケアプランを作成してもらったときから家族構成が変わり、家族の介護力が落ちてしまい、もう少し手助けがほしいと思っています。ケアプランはどの程度の変更が可能なのでしょうか。

ケアプランは、ご本人の状態やご家族の介護力などに応じて見直しが可能です。

介護保険のサービス利用にあたって作成される「ケアプラン（居宅サービス計画）」は、ご本人・ご家族の状況や希望をもとに、どのような介護サービスを組み合わせて利用すれば、よりその人らしい生活を送ることができるかを考えて個別に作成される、言わば「介護の計画書」です。

ケアプランは、初めて介護保険のサービスを利用する際はもちろん、ご本人の状態やご家族の介護力に変化があったとき、利用するサービスを増やしたいとき・減らしたいときなど、その時々に応じて見直しができますので、ケアマネジャーとこまめに連絡を取り合い、困りごとや希望を伝えてみましょう。

なお、介護保険のサービスは、ご本人の「要介護度」によって利用できる限度（限度額）が決まるため、基本的にはその範囲でサービスの内容（ケアプラン）が検討されますが、ご本人やご家族の希望があれば、限度額を超える分は自己負担でさらにサービスを受けることもできます。

それから、もしご家族の方が、介護がつらい、疲れてしまった、続けていけるのか……など無理を感じたときには、遠慮なく在宅支援チーム（在宅医や訪問看護師、ケアマネジャーなど）に気持ちを打ち明けてください。家族の休息時間を確保するために一時的な入院の手はずを整えるなどの対策を、一緒に考えてくれるはずです。

⇒（参考）がんの在宅療養 1-3-2. 在宅療養の生活では、こまめな相談と連絡がポイント

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