訪問看護サービスの具体的な内容
Q.質問
予後半年程度といわれている肺がんを患っている女性です。今は家事も外出も自分でできます。時々息切れがあり、一人での入浴が不安です。特にやってもらうことはないのですが、訪問看護サービスを受けた方がいいといわれました。どんなことをしてくれるのでしょうか。
A.答え
まずは、症状や生活に関することを気軽に相談してみましょう。
今は痛みや苦痛がなくていいですね。しかし、今後どんな症状や不安なことが出てくるかわからないですね。その時は主治医が対応をしてくれると思いますが、小さな心配事や医師に相談するほどではない症状、あるいは生活に関することなどについて相談にのり手助けをしたり、あるいは解決できる人を紹介したりする人がいると、少しでも安心して療養生活を送ることができるでしょう。
以下のようなことを担当するのが「訪問看護師」です。
症状や苦痛について医師と連携して対応したり、医師との調整
食事や清拭・入浴など生活のアドバイスと具体的な介助
本人や家族の不安や悩みなどの相談
ほかのサービスの提案や調整
最期のお看取りまでの伴走の役割 など
執筆者 | 宮崎 和加子 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0036 |
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