がんの在宅療養で重要な支援サービス
Q.質問
老衰の終末期の在宅療養とは違ってがんの在宅療養の鍵となるサービスは何でしょうか?
A.答え
訪問診療、訪問看護、介護サービスが挙げられます。
家族がいて介護ができる状況であれば、医師(訪問診療や往診をしてくれて緊急対応をしてくれる医師)が最も重要で、医師なしには在宅療養は困難です。 特に通院したり受診したりするのが困難な場合は、訪問診療医師が必須です。
医師と協働で支援する訪問看護サービスもなくてはならないサービスでしょう。介護できる人がいない場合は、生活支援(食事、買い物、掃除、排泄などの支援)のためのサービス利用が必要です。
がんが進行し、回復の見込みがないと判断される場合は、65歳未満でも介護保険の対象になります。訪問介護サービスや定期巡回随時対応型訪問介護・看護サービス、看護小規模多機能型居宅介護サービスなどの生活支援サービスを利用することによって在宅療養が可能になります。
執筆者 | 宮崎 和加子 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0003 |
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