がん患者は新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けたほうがいいですか
Q.質問
新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けた方がよいでしょうか?
A.答え
新型コロナウイルスのワクチンについて、新型コロナウイルス感染症による重症化や死亡リスクを減らすことが報告されており、接種が勧められます。
がんを患っている方では新型コロナウイルス感染症による重症化や死亡のリスクが高く、国内外で優先接種すべきグループと考えられています。
ワクチンの有効性と安全性について、がん患者さんに限ったデータがあるわけではありませんが、発症や重症化、死亡リスクの低減を期待することができ、必要な検査やがん治療を安全に実施できるメリットが、副作用のリスクを上回ると判断されます。
全身状態、がんの病状や治療の経過、ほかの病気の有無などによって、お一人お一人ごとに異なります。まずはがんの治療を担当する医師に相談しましょう。
執筆者 | 渡邊 清高 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0158 |
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