がん相談支援センター
Q.質問
がんの悩みを相談できる窓口があると聞きました。現在すでに在宅療養中ですが、在宅での悩みも相談できますか。
A.答え
がん相談支援センターは、いつでも誰でも利用できる「がんの総合相談窓口」です。
がん相談支援センターは、「がんの総合相談窓口」として全国のがん診療連携拠点病院等に設置されており、専門相談員として研修を受けたスタッフが、信頼できる情報に基づいて、がんの治療や療養生活全般における質問や相談に応じています。
がんにまつわることなら、在宅療養に関すること(たとえば、在宅での療養生活について聞きたいとき、地域の在宅医を知りたいとき、療養にかかるお金のこと、その他在宅療養での心配ごとや困りごとなど)はもちろん、どんなことでも相談することができます。
その拠点病院が自宅から遠方であっても、お住まいの地域の在宅連携相談窓口(自治体や医師会などにより運営されています)と連携して、適切な相談先につないでもらえることもあります。
がん相談支援センターは、患者さんやご家族だけでなく、誰でも(その病院にかかっていなくても)無料で利用が可能です。 相談は対面だけでなく、電話などでも受け付けており、気軽に相談することができます。
なお、がん相談支援センターは、国立がん研究センターが運営するウェブサイト「がん情報サービス」から検索が可能です。たとえばお住まいに近いがん相談支援センターの連絡先を確認しておき、相談したいと思ったときにできるようにしておくと、安心につながると思います。
執筆者 | 渡邊 清高 |
公開日 | 2021年7月1日 |
文書番号 | gw0113 |
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