宮崎 和加子

“がんになったら人生おしまい”という時代ではなくなってきました。がんとともに生き、そしていつかこの世の終わりを迎える。がんがあっても自分が望むところで自分らしく療養・生活し、そして望むところで望むような人生の最期を迎えることが少しずつ可能になってきました。

『がん人生』を豊かに生ききるためには、医療だけではなく、また家族の介護だけではなく、地域の医療・介護など様々なネットワークのサポートが必要になります。特に『訪問看護』は必須です。

また、「在宅で死を迎える」ことも重要な選択肢の一つです。「死」という誰にでも訪れる当たり前のことを、覚悟・準備しご自分の人生を全うできるように支援する地域の力も少しずつ蓄えられるようになってきました。

長年、在宅療養支援・在宅死の実践をしてきた者たちが、本音で何かご支援できればと思っています。

1977年 東京大学医学部付属看護学校卒業

1978年 柳原病院地域看護課にて訪問看護従事

1992年 北千住訪問看護ステーション開設　所長（東京都指定第一号）

1993年 医）健和会　訪問看護ステーション　統括所長

2001年 福）グループホーム福さん家　ホーム長

2004年 社会福祉法人すこやか福祉会　理事

2007年 医）健和会　看護介護政策研究所　所長

2010年 社）全国訪問看護事業協会　事務局次長

2013年 社）全国訪問看護事業協会　事務局長

2016年 一般社団法人だんだん会　理事長

　　宮崎和加子・竹森志穂・伊藤智恵子・樋川牧　著

　　出版社：日本看護協会出版会（2016/6）

　　〈編集・執筆〉宮崎和加子

　　〈執筆〉小菅紀子・竹森志穂・平野智子・松井知子

　　出版社：日本看護協会出版会; 第2版 (2016/10)

　　宮崎 和加子 (著, 編集), 清崎 由美子 (著, 編集)

　　出版社：メディカ出版 (2016/7/29)

　　＜編集・執筆＞宮崎和加子

　　＜執筆＞竹森志穂、宮田乃有

　　＜出版社＞メディカ出版（2010/3/24)

　　宮崎 和加子 (著, 編集)

　　出版社：メディカ出版（2015/4/21）